ここ数日、梅雨入りしたというのに、からりと春晴れのような天気が続いてて、外はとても過ごしやすいです。
窓から、ずーっと入ってくる風を感じるたびに
どこか心地よくて、力が抜けていく。
僕は、肩に力が入りやすいタイプだ
すぐ、早く結果を出そうとしたり、色々と行動しようとして焦ったりする
その度に、自分のキャパを超えた情報を取り入れ
それを処理しようと懸命に行動する。
体を休めることも、自分に許可せず、眠たくて怠いのに、「っしゃー!」と声を上げ、すぐ無理しようとする。
こうやっていつも、自分で、自分のケツ叩く。
叩きすぎて、真っ赤っかになってようやく気づく
「あー、俺のケツって、意外とデリケートだった。叩きすぎてケツがヒーヒー言うとるわ」
そう、僕自身無理に何かを頑張る事は、本来出来ないタイプなんです。
それをいつも、忘れてケツを叩く。
幼い頃、僕はマイペースにレゴブロックで1人遊びしたり、絵を書いたり、音楽を聴いたり、好きな事に没頭し、のんびりやって過ごしていました。
没頭マイペースタイプでした。
だけど、中学・高校と上がるにつれ
部活をやり、勝つために、自分で自分のケツを叩く事を覚えていった。
いわゆる「スポ根」と言われるものを、後天的に身に着け、「バトルタイプ」へと変化していった。
おかげで、頑張る時は、気合で頑張れる根性は付いたし
それで、乗り越えられた場面も多々あった。
でも、、、最近ふと思った。
“ケツを赤くなるまで叩いて、勝ちたい相手は誰だろう?”
……自分のケツを真っ赤になるまで叩きまくって、勝ちたい相手などいなかった。
いつも、見えない何かに迫られ、見えない何かに勝とうとして、無駄にケツを叩きまくっていた。
なんというドМプレイ。
これ、やめよう。
本来の「没頭マイペース」な自分に少し戻ってみようかな?
叩いてきたケツ、休ませようかな?
梅雨の晴れ間に、吹く心地よい風を浴びながら
そんな事を思うと
日常の1コマ1コマが、幸せだな~と感じられた。