朝起きて、子供達と自分の支度をして、保育園へ行って、仕事して、ご飯作って、食器を片付けて、子供達と遊んで、お風呂入れて、寝る。
日常の忙しさに翻弄され、一日は、あっという間に過ぎてしまいます。
しかし、そんな中でも、
一日、半歩でもいいから、自分の中で前進する事を心がけています。
ちなみに、ここで言う「前進」の定義は、自分自身が、理想だな~と思う状態に近づくための行動をするという事。
僕にはいくつかの理想があるんです。
例えば、
自宅のスタジオで、コーヒーを飲みながら、一曲20万円で受けた企業向けの楽曲を制作したり
Coffeeミュージックがたっぷり詰まったアルバムを制作したり
アドリブのみで、バックギタリストとして、ライブに参加したり
Music Cafe House526という場所を作って、子連れでも楽しめる音楽の場(カフェ)を作ったり
働き方について、ひたすら語るセミナー講師をやったり
家族で、日本一周したり
などなど、などなど、、
他にも沢山の理想があります。
これらの目標を叶えたいと思った時、やる事や、出来るようになりたい事は沢山あります。
でも、毎日子供と遊んだり、ご飯を作ったり、仕事をしているうちに、いつの間にか、目標自体を見失ったり、自分の現在地を見失ったりしがちです。
子育てや、家事、仕事で日常が忙しい事はとても幸せです。
しかし、そこにとどまらず、自分自身の目標を達成できれば、もっと面白い人生になると思うんです。
だからこそ僕は、一日半歩でもいいから前進する事を心がけています。
日常に流されそうになる日々
僕は現在、会社員をしながら、二児のパパとして、家事育児をやり、さらに、音楽家・ギタリストとして作曲やアレンジをしています。
毎日が時間との闘いです。
朝は、ハイハイで動き回る次女を、追いかけまわしながら、オムツを変え、着替えをさせ、なかなか布団から出てこない長女を、上手に機嫌をとりながら布団から出し
邪魔されつつも布団を片付け、自分のコーヒーを淹れて、長女と次女と朝ご飯を食べ、簡単に洗い物を済ませ、次女を保育園に送り、出社
家に帰ってから、長女と次女の相手をしつつ、妻と交代しながらご飯を作り
次女の夕食を食べさせ、自分の夕食を食べ
保育園ノートを書きつつ、長女と次女と遊び、ケンカの仲裁をし、邪魔されつつもお布団を敷き
二人をお風呂に入れて、ふきあげして、次女のミルクをやって寝かしつけ
長女の歯磨きをする。
…といった具合に、妻と二人で協力し合いながら、あたふた、あたふたと騒がしくも幸せな日常を送っています。
幸せなんですが、あっという間に一日が過ぎていってしまい、眠る頃にはグッタリ。
ついつい、日常に流されてしまいます。
日常に流されている感覚を感じた時、僕は少し虚無感のようなものを抱いてしまうんです。
「確かに幸せなんだけど…自分の事をもっとしたい…」
贅沢と言われればそれまでかもしれませんが
もっと、自分の抱く目標を叶えたい!という気持ちが湧いてくるんです。でも、前進していないことに、悔しくなる。
かといって、子育てや家事、仕事をないがしろにするわけにはいかない。そんな事をすれば、妻や子供たちが可哀そうだ。
じゃあ、どうすればいいんだ、、と、その狭間で、悩む事が多々あります。
そう感じる日々が続いた時に、始めたことがあります。
もちろん現在もやっているのですが
それが
「一日半歩でもいいから、前進すること」です。
朝の時間を活用し、前進する。
一日半歩でもいいから前進する。
僕自身、今もこれは続けています。
これを心がけることで、今では、会社員+音楽家として仕事が出来るようになったし
なにより、日常の充実感が増しました。
現在は、一日半歩と言わず、感覚的には2歩3歩進んでいる日もあります。
日々、前進を意識しているので、まとまった時間にやる事も決められているので、時間を無駄にする事も少なくなりました。
ただ….
続けるまでが大変でした。
なんせ、日常のルーティーンにないものを取り入れる
つまり、慣れない事を続けるということです。
慣れないことを、日常に取り入れるのは、人間誰しも苦手なもの。
しかし、初めの苦痛を乗り越え、習慣にしてしまえば、こっちのもんです。
僕が、一日半歩進むためにやった行動は
「早起き」です。
もうこれしか方法を思いつきませんでした。
よく、”スキマ時間に出来ることをやろう”というものを耳にするのですが
ふと出来た、スキマ時間に、急に集中は出来なかったんです。
やれて、メールの返信くらい。
意識高い系じゃないんで、スキマ時間が出来ると、すぐにSNSをチェックしちゃう。笑
だから、意識的に時間を作ることにしたんです。
それが、早起きだったんです。
始めは、10分だけギター練習をする。という簡単な事から始め
少しの早起きをトライ。
うるさいアラーム音にうんざりして、起きたくない気持ちになるので、アラーム音を変えながら、工夫して起きやすい環境を調えました。
そうして、アラームで起きる事への抵抗感を減らし
練習時間が30分・1時間と長くなり、徐々に暗い時間に起きる事にも慣れ始め
今では、朝1.5~2時間程作曲の仕事をし、0.5~1時間程ギターの練習が出来るようになりました。
調子がいい時は、自然に目が覚めることもあります。
とはいうものの、未だに起きるのが辛い時もあります
子供の夜泣きを対応したとき、子供の寝相が悪くて蹴られまくって眠れなかった時など
でも、そんな時でも、半歩でもいいから、前進できるように気合で起きています。
そうする事で、体はキツイけど、自分の気持ちがちゃんと満たされる感覚があるので。
ただ、、これも毎日やっていると「本当に進んでいるんだろうか?」という疑問が湧いてきます。
人間って、ほんとワガママというか、欲深いですね、、
そんな時、手帳に前進した内容を事を書く事にしたんです。
毎日、手帳に前進したことを書く。
これは、今年から始めたのですが
毎日、朝前進したこと。つまり、行動した事を手帳に書くようにしたんです。
・○○の作曲を2時間
・ギターの○○の練習を1時間
・ブログ更新。動画アップ…etc
というように、具体的にやった事を書くようにしました。
さらに、週間目標を立て、間違った方向に進まないように、自分で自分の行動をチェックするように心がけています。
そうする事で、より前進するスピード感も上がり
なにより、
「前進している事が”可視化”できるようになりました」
前進していることが、”可視化”できると
自分はちゃんと進んでいるんだなという安心感、充実感が得られます。
なんというか、頑張っている自分をちゃんと褒められるようになった気がします。
また、自分自身に前進しているという実感があると、モチベーションも持続しやすくなります。
短期的に何かを成す事も大事ですが、それ以上に、モチベーションを維持し続けていく、継続していく事はもっと大事だと思っています。
だからこそ、自分なりのモチベーション維持方法を持つことは
前進し続ける上で、非常に重要な事だと考えています。
まとめ
僕が日々前進する為にやっている事は
・日常に、半歩進められる時間をつくる(早起き)
・毎日手帳に前進したことを書く
です。
この二つを、こなすことで
時折感じていた「自分は一体何をやっているんだろう…」という虚無感が減り
前進している充実感が得られるようになりました。
人間は、心地よい習慣を変える事を苦手とする生き物です。
これは、進化の過程から脳がそうなってしまったんです。
だからこそ、日常を変えたければ、意識的に時間を作り出す。新しい習慣を作り出すしかないのだと思います。
僕自身、まだまだ、日々に翻弄されることだってあります。
前進することが嫌な時だってあります。
ゆっくり休みたい、もういっそのこと、一か月くらい普通に日常だけをこなしたい!!と思う事もあります。
でも、でもですよ。
前進しないことには、自分が理想とする場所には到底たどり着けないし
なにより、「全力を出さなかった事に悔いが残る」事が嫌なんです。
だから、一日半歩でもいいから進む事を意識して生きているんです。
きっと、最高の結果に結びつくことを信じて。